2003-03-06 「肉を買いに」 肉を買いに出た。肉屋の前だ。 普通のショーケースの中に、普通に見える肉が並んでいる。無難なところで牛肉の薄切りなどを買ってみた。 ロースとかサーロインとかヒレだとかはわからない。 「とりあえず、牛、500g」と言った。 自分はどうやら顔なじみらしい。店のおばさんはにこにこしていた。 「オマケしとくから、これ、ウチのひとにはないしょね」 肉1枚1枚のあいだに新聞紙の切れはしをはさみはじめた。