僕の考えるブログ文章術(その2:正しいブログのやめ方)

(3/7「さあブログをやめよう」→「正しいブログのやめ方」とサブタイトルを変更しました)

米光一成さんの連載「ブログ文章術」:http://blog.excite.co.jp/blog-jutsu/979930/
を読んでふと思うところを書いております。

前回の結論は「それなりに友人もできた。ならばブログをやめて、SNSに行こう!」でした。

さあ、ブログをやめよう

Q:残されたブログの処置として、最も適当なものはどれか。

  1. いっそ完全閉鎖してしまう
  2. とりあえず放置、あとはぼちぼち考える
  3. 「これからはSNS(mixi)を中心として活動を続けていきます。長い間応援ありがとうございました」とアナウンスして更新を停止する

A:正解は2。
1の完全閉鎖も思い切りがよくて悪くないが、帰れる場所を残しておくに越したことはない。したがって△。3のSNS移行をアナウンスして更新停止は×。最悪の選択である。

きちんとアナウンスしたのに、これが最悪の選択とは、いかに??

ポイント:筋を通せばいいというものでもない

仮に、あなたのブログにリピーターが50人いたとしましょう。そのうちSNSにいるのは30人です。残された20人はどう思うでしょうか? 「僕はいらない子だったんだ」「あいつら、俺の行けない場所でパーティーを続けていやがる」「おっと、ここの席はお前さんが座っていい席じゃないよ」「……差別されたんだ」
SNSが楽園かといえば、べつにそういうわけでもありませんが(いらぬ神経を使わないから楽というだけ)そう考えてしまう人もいなくはないでしょう。では、リピーター全員をSNSに呼べばいいのか? うーん、それもちょっと……。

しかし、せっかく存在する外に開けた場所を潰してしまうのも、少々もったいない話です。かといって放置しておくのも「ひょっとして何か不幸でも……?」といらぬ心配をかけるかもしれず、どうにかしたいものです。
「多忙ゆえしばらく更新を停止します」も悪くありません。が、気楽に書けるせいでしょうか、SNSの日記は結構更新してしまうものなので、その言葉が嘘に見えてしまう可能性があります。
mixiじゃいっぱい書いてるのに、表も更新してくださいよ!」と面と向かって言われたりしてほとほと困ります。

どっちか片方じゃなくて、両方やれば?

なるほど、もっともなご意見です。できるならば、ぜひそうしてください。
しかし、

  • うっかりブログを炎上させてしまい、たいへん空気が悪い
  • コメント欄で突っかかってくる人がいて鬱陶しい
  • 2ちゃんねるの某スレで叩かれ続けてイヤになった
  • とにかく、もう面倒くさい

場合、そうもいきません。

そこで必要となる技術が「存在証明のための更新」です。

その3:存在証明のための更新)に続きます