おもしろいちゅんま(中国麻将)
id:izumickさんのお誘いをうけて、ひさびさにリアル麻雀してきました。リアルだなんだと書いてしまってる段階でかなり終わってるんですが……。初体験のちゅんま(中国麻将)が素晴らしく面白かったので、ここに書いておきたい。
- 日本ルールとどこがちがうのか?
花牌入り(8枚)でやってもよいらしい(日曜は入れなかった)。その場合、花牌を晒して、カンの場合と同じくリンシャンから1枚補充する。
たとえば、こんな手牌
は、六筒ですら、出アガリができない。
断幺(タンヤオ)2点+平和(ピンフ)2点+門前清(面前で出上がり)2点+一般高(イーペーコー)1点=7点だからだ。8点まで1点足りない。
ただし、ツモならば、門前清が不求人(面前ツモ)4点になるのでアガれる。九筒の場合は、出上がりはおろか、ツモ上がりもできない。
平和(ピンフ)2点+不求人(面前ツモ)4点=6点しかないからだ。
しかし、この手牌が、
と変化すれば、連六(レェンリュウ)という連続形6つの役(部分)、喜相逢(シーシャンフォン)という二色役(と部分)で、プラス2点になるので、六筒出上がりも、九筒ツモ上がりも可能になる。
ツモ上がりの場合、上がった役の点数+8点を全員からもらい、ロン上がりの場合、ロンした人から上がり役+8点を、残りの2人からは8点ずつもらう。つまり、ツモったほうがだんぜんお得。
- 初心者向けの手作り
- タンピン作ってツモる
メンタンピンツモで8点。カンチャン待ちや単騎待ちだと点数が高くなるのが解せないところである。
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- とにかく、手牌にイッツーを見る
清竜 (チンロン)という名前で、鳴いても16点。
フー:
メンゼン(2点)+タンヤオ(2点)+ピンフ(2点)+三色(8点)+イーペーコー(1点)=14点よりも、
ポン: チー:
とかのほうが、
チンロン(16点)+カンチャン(1点)+オタカゼポン(1点)+缺一門(1点)
で高いのだ。ありえん。
※缺一門(チュエイーメン)とは、萬子・索子・筒子のうち2色で作った役。字牌はOK。
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- 三色イッツーを探す
チー: ポン:
3つの色でイッツーを作る。花竜(ファロン)と呼ばれ、8点。
上の場合、マンズ、ピンズ、ソーズ、風牌、三元牌の5種類を使用する五門斉(ウーメンチー)という役も付いて、
ファロン(8点)+ウーメンチー(6点)+カンチャン(1点)+オタカゼポン(1点)でけっこう高い。
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- 鳴き三色を狙う
鳴いても点数変わらず8点。お得。
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- 三色三歩高 (サンソーサンプカオ)を探す
いっこずれ三色。こういうの。
これが6点だから、タンヤオで作ればOK。
ちなみに、
は、三萬が出ても六萬が出ても三色三歩高が成立する形のひとつ。
いかん、長々と書いてしまった。そんな感じで、とても楽しいのでまたやってみたい。
とりあえずは、なんとなく中国麻将で遊んでみるといいかも。
※はじめたばかりなので、点数計算まちがってるかもしれません。その場合はご指摘を。