ハリー・ポッターと炎のゴブレット

mhk2005-12-01

http://harrypotter.warnerbros.co.jp/gobletoffire/ (注:音が出ます)
本当は日曜日に観てきました。最近ばたばたしてて更新がままならん。

魔法学校の交流戦みたいなのがホグワーツ校で開かれて、ロシアンなマッチョ校とお嬢さまな女子高の代表たちがやってくる。炎のゴブレットの神託により、各校ひとりの選手が決定されるのだが、年齢制限にもひっかかるはずのハリーもなぜか選ばれる。「あいつ、ズルしたんだぜ」みたいな風評が立って、学園はギスギスする。代表戦の種目は「ドラゴンと戦う」みたいな非常にデンジャラスなもので、ハリーは(ほぼ)孤立無援の状態でこれらミッションに立ち向かうことになるが、その背後ではさらなる陰謀が進行して……。

イベントダイジェストみたいな飛ばした展開で、原作を未読だからかピンとこない箇所が数多し。バーティ・クラウチとその息子のあたりとか、よくわからんなー。ウィーズリーの双子があいかわらずいい感じだったのと、なぜだか妙にスポットが当たってるネビルがやたらに育っていたことに驚愕。ハリーくんのお風呂シーンは、なにかを狙っているのだろうか?
せっかくの対抗戦なのに、そこらへんの描写が薄いのはよくわからんなー。ドラゴンイベントで各校代表者の能力のちがいを際立たせるとか、そんな演出があってもいいのに。(原作にないのかもしれませんが)クラムもフラー嬢もそんなに存在感ないですよね。セドリックも、感情移入させるには弱い。ハリーとロンが仲たがい→和解というプロセスにほとんどカタルシスがないのもいまいちで、ロンがいやな奴みたいに感じられる演出になってます。
あと、これだけは言いたい。あの魔法少女校の入場行進にはかなり期待させられたのですが、そのあと何もありゃしない! かなりしょんぼりでありました。