著:はやみねかおる/挿画:村田四郎『機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄』

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
isbn:4061484826
ベテランミステリ作家・平井龍太郎のデビュー五十周年記念パーティーに招かれた三姉妹(+教授)一行が訪れたのはいかにも怪しい「機巧館」。壇上で新作『夢の中の失楽』を宣言した平井龍太郎はその直後密室状態の書斎から消失してしまう。メタ。先行作品への愛情を感じる悪夢めいたムードがよいですが、このシリーズはとにかく楽しければいいと思ってるので、そんなに歓迎しない方向性だったりします。